Aomaru Jump (February 2004)

From JoJo's Bizarre Encyclopedia - JoJo Wiki
Revision as of 03:00, 19 February 2024 by Fatianma (talk | contribs) (→‎Interview)
Jump to navigation Jump to search
Published February 26, 2004
Incomplete translation
Incomplete transcript
Aomaru Jump Cover

A long interview with Hirohiko Araki discussing Steel Ball Run from the special edition of Aomaru Jump released on February 26, 2004.[1]

Interview

- Your new serialization "SBR (Steel Ball Run)" is highly anticipated, but this isn't JoJo's Bizarre Adventure Part 7, is it?

Araki: Although I would think that people who read JoJo Part 6 would understand, the world reset and entered the next new world, and that's where the setting is now. But the theme of JoJo isn't about writing parallel worlds. It's just the starting point of the tale, and unrelated to the story.

- So that's why you removed JoJo from the title?

Araki: That's correct. However, people who were fans from the beginning are free to consider SBR as JoJo Part 7, and so SBR is a new work existing on the extension of JoJo.

- Is the story of SBR something you had thought up a while ago?

Araki: That's right. I already have a general outline of each story theme planned up to part 9.

- Huh? Are we allowed to leave this in?

Araki: Even though I say Part 9, it doesn't mean it'll be a continuation of SBR. This isn't a saga like Star Wars. The theme and narrative structure will be completely different.


[Translated by MetallicKaiser (JoJo's Bizarre Encyclopedia)]

Note: Missing full transcript.

『SBR』 は 『ジョジョ』の延長線上の新作!!

――:待望の新連載『SBR(スティール・ボール・ラン)』ですが、これは『ジョジョの奇妙な冒険』第7部ではないんですよね?

荒木:『ジョジョ』第6部を読んでいた人ならわかると思うけど、世界が一周しちゃって次の新しい世界に入って、そこが舞台になってるんです。でも『ジョジョ』のパラレルワールドを描くのがテーマじゃないんですよ。物語の大前提っていうだけで、それはストーリーとは関係がないんです。

――:だから、タイトルから『ジョジョ』を外したんですね?

荒木:そうです。ただし、昔からのファンの人が『SBR』を『ジョジョ』第7部と思ってもらってもいいし、つまり『SBR』は『ジョジョ』の延長線上にある新作っていうことなんです。[2]

――:スタンドは出てくるんですよね?

荒木:それっぽいのは出てくるかな?でも、あろ飛び抜けた能力として理論も最初から説明して、新しい視点でやっていくから「またが」という感じにはならないですよ。

――:ジャイロの鉄球の能力を見て「あれは波紋では!?」というファンもいるようですが…。

荒木:あー、ちょっと近いかも。その辺の理論も作品の中で説明しますよ、エセ科学が入るかもしれないけど(笑)。[3]

――:ジャイロの笑顔が衝撃的でしたね、金歯(笑)

荒木:アウトローの魅力が出したかったんですよ。「コイツは普通じゃないぞ!!」って一目でわかるように(笑)。だから10年前くらい前だと、ピアスやタトゥーがその役目をもっていたけど、今の時代だとピアスなんか普通になっちゃってるじゃないですか。

――:スティールは髪型が奇抜ですね。

荒木:あ、あれは帽子かな?普通の男性にはしたくなかったんですよ。やっぱりプロモーターの怪しさがほしかった(笑)。でも熱い情熱ももっている人で、ロマンチストなんですよ。

――:今回の『SBR』は毎週の連載が31ページという驚異的な形式ですね。

荒木:WJ(ウィークリー・ジャンプ)って基本的に連載枠が1作品19ページなんです。でも、それだと僕の場合、ストーリーの兼ね合いとかでページがどうしても足りないんですよ。で、編集部と相談した結果、1回のページ数を増やしてみようという話になったんです。ただ、肉体的に1週間に31ページも描けるわけではないから充電期間が必要になるんですけどね。

――:作品全体のテーマは?

荒木:自分の作品の中に常にあるのは「運命」、それがテーマじゃないかな。「SBR」レースに参加する人は全員、レースに勝つしか行き場がないんですよ。で、マンガを描いていて主人公の動機とかを突き詰めていくと「運命は絶対にある」とわかってくるんですよ。

――:『SBR』の物語は、かなり以前から考えていたものなんですか?

荒木:そうですね。だいたい『ジョジョ』第9部くらいまではテーマを決めているんですよ。

――:えっ。それは載せちゃって大丈夫なんですか?

荒木:第9部って言っても「続く」と言うことじゃないんで。『スターウォーズ』みたいなサーガではないんですよ。テーマも物語の形態もまるで違うし。[4]

――:それでは最後に、『SBR』ファンへのメッセージをお願いします。

荒木:古くからの読者には、深読みはしないでほしいって思います。新しい世界に突入しているんだし、純粋に「今回から始まる物語」として読んで欲しい。でもテーマは変わっていなくて「人間讃歌」や「運命の悲しさ」で、『SBR』でもそこを追求していきたいですね。[5]


References

Site Navigation

Other languages: