Interview:JoJo Exhibition Press Conference (July 2012)

From JoJo's Bizarre Encyclopedia - JoJo Wiki
Jump to navigation Jump to search
Construction.png
Under Construction
This page is currently being worked on.
Missing translation
Published July 5, 2012
Japan Media Art Festival (February 2008)
Interview Archive

An interview with Hirohiko Araki published on Famitsu.com.

Interview

<荒木飛呂彦氏、質疑応答> ――『ジョジョ』25周年ということですが、部を重ねるごとに作品への対する考えかたに変化はありましたか? また、お幾つになってもお若いことが有名ですが、『ジョジョ』は何周年まで執筆していきたいかということと、若さを保つ秘訣があれば教えてください。

荒木 最近の質問ナンバーワンはソレ(若さを保つ秘訣)です(笑)。よくわからないんですけど、一応東京都の水道水で毎日顔を洗っているくらいで、とくに何もしていません。あと、部ごとに変わるというのはまあ、『ジョジョ』の宿命なのかなと。第一部で主人公を死なせるという展開になってしまいましたので、ソレがもう宿命ですね、『ジョジョ』のストーリーの。いつまで描くかというのはまあ……いま企画中の『ジョジョリオン』をがんばらせていただいておりますので、それを一生懸命やるという、それだけです。ありがとうございます。

――被災地である仙台・東北で原画展を開くことへの思いを聞かせてください。もうひとつ、心待ちにしている仙台・東北のファンの方々へメッセージをお願いします。

荒木 やはり仙台というのは、少年時代に育てていただいた土地とか自然とか、あとは文化も……あの支倉常長とかイタリアに行った歴史上の先輩もいらっしゃいますので、特殊なそういう環境に育ったっていうことへの感謝というか、そういう気持ちがあります。仙台で原画展を開くなんていうのは、本当に考えてもいなかったことなので、すごく光栄なことだと。あと、去年平泉の世界遺産のイラストを描かせていただいたのですが、それは岩手県知事の達増県知事からの依頼で、あの方はマンガファンで、和風の――要するに平安時代の衣装を着せてキャラクターを書いてくださいという依頼で、新境地を開けたかな? という感じがします。海外のグッチのブランドに勉強させていただいたような絵ばかりしか描いていなかったので、なんか去年あたりから和風な絵に目覚めたかな、という気持ちもあります。とにかく心の故郷ですので、なんだろうなあ……再生とか元気とか、皆様にそういうものを与えたいと思っています。ありがとうございます。

――公開された原画で、徐倫といっしょにいたのがブチャラティだったのには、何か意図がおありなのでしょうか?

荒木 とくにないんですけど、ブチャラティがあのスーツ似合うからと、そういうことです(笑)。あとイタリアに関係ありますので――まあジョルノでもよかったんですけど、髪の色を黒にしてコントラストとかを考えて、ブチャラティ。とくにイタリアというだけで、深い意味はないです(笑)。

<※以下、ネット経由で寄せられたファンからの質問>

――25年も連載を続けられる秘訣は何ですか?

荒木 先輩の秋本治先生が、僕が新人のときに、規則正しい生活をなさっているという話をお聞きしまして。そのときのイメージというのが、マンガ家は徹夜してヘロヘロになって締め切りに追われているというイメージがあったのですけれども、ああそう(秋本治先生みたいに)じゃなきゃいけないんだなと思って、それ以来徹夜とかをなるべくしないようにさせていただきました。規則正しい生活なのかな――マンガ家はそうしないといけないのかな、と僕は思っています(笑)。25周年というのはほんと偶然で、運がよかったのかな、と思っています。

――いちばん思い入れのあるバトルはありますか?

荒木 物語の中のバトルですか? そうですねえ……僕がいちばん好きなスタンドが“ハーヴェスト”というお金を集めてくるやつがいて、アレがものすごい好きで(笑)。彼のスタンドがいちばん好きだけど……バトルだったらディオと承太郎とか、そこら辺がいちばん思い出深いです。

――今回原画展を開催するわけですが、マンガ家荒木飛呂彦としてのつぎの夢はなんですか?

荒木 つぎの夢もなにも、マンガ家はマンガを描いているからマンガ家だと思うので、今回皆様の前に出てくるのは特別なことで、やっぱり仕事場に戻ってマンガを描いていきたいです。それがいい作品であれば、なおいいかなと。本当にそう思います。 [1]

References

Site Navigation

Other languages: