SUPER MASTERS BOOK in BOOK Vol.1 - Super Jump (October 2008)
KochiKame Vol. 160 (June 2008)
Interview Archive
A short interview with Hirohiko Araki published in the "SUPER MASTERS BOOK in BOOK Vol.1" booklet for Super Jump's 20th anniversary. It was included with Super Jump #21 2008, released on October 8, 2008.[1][2]
Interview
読切とは、"友情の賜物"!!
── 『死刑執行中脱獄進行中』を描かれた時のエピソードをお聞かせ下さい。
僕の初代担当がSJ副編集長になった時に読切を描いてくれないか? という依頼があって。どうしようと思いましたが、作業に入ったら楽しかったです。特にあの作品はハードな仕事でしたが、ひたすら"サスペンスを追求する"という挑戦でもありましたから。
──先生はSJ創刊当初にも読切『変人偏屈列伝』を執筆されましたが?
それもやはり初代担当からの依頼ですね。新雑誌が創刊するので読切を描いてほしい、と。読切はそういう流れで描く事が多いです。人の繋がりというか・・・友情の賜物ですね。だから、売れようとかいう邪念はなく、楽しく描いてたと思います。
──先生にとってSJのイメージは?
体育会系のコワい先輩方がいらっしゃる雑誌・・・でしょうか(笑)当時は、新人賞時代の審査員だった本宮ひろ志先生も連載されていて、同じ雑誌に載って緊張しましたね。『死刑執行中〜』が掲載された号は、ちょうど『コブラ』が新連載だったんですが、寺沢武一先生にはデビュー前から気にかけていただいていたので、そういう方々に囲まれていると思うと余計に緊張しました。
──20年間で最も印象深いお仕事は?
『ジョジョの奇妙な冒険』を第5部まで休載せずに描き続けた事でしょうか。シリーズが変わる時も休まなくて・・・。打ち合わせはもちろん、海外へ取材も行っていのに、今となってはどうやっていたのか分かりませんね。
──SJ読者にメッセージをお願いします。
大御所を大切にして、新人作家を育てるような読者であって下さい。
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