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From JoJo's Bizarre Encyclopedia - JoJo Wiki
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Cast

彼の作品は、僕のにおいと、とても近い—— ———————————————— 漫画家 寺沢 武一

荒木さんの作品とのファースト・コンタクト(はじめてのふれあい)は、彼が出した手塚賞の応募原稿を読んだ時だったと思う。驚きそして喜んだ。なぜなら、彼は僕と同じにおいがしたからだ。

彼は何よりもまず、ストーリー展開を何度も緻密に練りあげてから構成していく。人間関係はもちろん、それを取り巻く状況、センス・オブ・ワンダーをどこに置くかなど、すべてを完壁に把握した上でなければ語り出さないタイプだ。とはいっても、これは小説や脚本を書くのと同じ手法であって、連載マンガ家としては非常に不利な一面を持っている。

みを求めるあまり、画面の中にちりばめられたSF的感性や主人公の中にある計算されたワンダーに、すべては大気のように気づかれず読み落とされる場合が多い。

しかし、SF作家はそこにこそ自らの資質をつぎ込み、自分の白中夢を映像化しようとこころみる。

先に、彼と僕は同じにおいがしたといったが、それは彼の求める作品の方向が、僕のそれと非常に近しいと感じたからだ。

SF漫画において、作品の質を低下させずになおかつ、エンターテイメントであろうとする作家は数少ない。彼はもちろんその中のひとりであり、今後、今のにおいを持ったまま成熟してゆくと思う。

SF漫画にSF小説でもSF映画でもない。あたりまえのことのように思えるが、SF漫画を描く上ではこの認識が最も重要であり、難しいものだと思う。

お互いそれを意識し、SF漫画というものが何者であるかを知るまで描き続けていきたいものだ。

○ ○ ○ ○ ○ ○

バオーの説得カある描写にはうなった! ———————————————— 作家 夢枕 獏

この異様な迫力を持った物語を、ぼくは少年ジャンプ連載時から注目して読んでいた。絵柄もストーリーも遠慮がないのがよかった。おそらくは、この作者が何年もあたためていたものが、この作品でいちどに噴き出したからであるう。

小説の説得力が"文体"によって生まれるのなら、漫画の説得力は"絵"であると思う。どのような"絵"を読者の目の前に差し出せるかである。その"絵"の説得力が、そのまま、その漫画の持つ説得力になる。小さな理屈はどこかに漫えてしまう。

そういう意味で、寄生虫であるバオーの"絵"を見た時、その不気味さ、つまり説得力にばくはうなってしまった。このような"絵"を見せられれば、読者はその作家信用してしまうのである。「SFは描写だ」と、山田正紀氏(SF作家)が何かに書いていたが、漫画も描写であるとぼくは思う。

この物語の続編は、やがて必ず描かれねばならないものであろう。

kajipon questions

  • When did you discover Jojo ?
  • What made you such a fan of JoJo ?
  • Tell us more about the JoJo Posing School. How did you become involved with it?
  • Tell us more about Oni-sensei. When did you meet? Are you still in touch with him?
  • How did you meet with Hirohiko Araki ?
  • What are your favorite part/jojo/villain ?
  • What do you think about the evolution of jojo now ?
  • Jojo is very popular overseas these days. What are your thoughts on it ?

fma

Who lived through the worst shit (in the story)? Saddest backstory?

  • Jonathan
  • Lisa Lisa
  • Caesar
  • Joseph
  • Kakyoin
  • Polnareff
  • Okuyasu
  • Rohan
  • Giorno
  • Bucciarati
  • Abbacchio
  • Fugo
  • Narancia
  • Jolyne
  • Ermes
  • Weather Report
  • Johnny
  • Diego
  • Josefumi
  • Yasuho
  • Rai

Best beatdown in JJBA ?

  • Jonathan vs. Bruford
  • Jotaro vs. Kakyoin
  • Jotaro vs. Rubber Soul
  • Jotaro vs. Steely Dan
  • Jotaro vs. Anubis
  • Polnareff & Jotaro vs. Alessi
  • Polnareff vs Vanilla Ice
  • Jotaro vs. Dio
  • Josuke vs. Yuya Fungami
  • Jotaro vs Kira (1)
  • Jotaro vs. Kira (2)
  • Giorno vs. Black Sabbath
  • Bucciarati vs. Pesci
  • Narancia vs. Squalo
  • Giorno vs. Cioccolata
  • Giorno vs. Diavolo
  • Jolyne vs. Johngalli A.
  • Ermes vs. Sports Maxx
  • Jolyne vs. Rikiel
  • Jolyne vs. Lang Rangler
  • Jolyne vs. Miraschon
  • Jolyne vs. Miu Miu
  • Johnny vs. Funny Valentine
  • Other

OVA Soundtrack

OVA2000



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http://gdmediad2011.jp/shiseido/130924sp.html

tokyo polnareffland

FEATURES

TShimizu.png
This pages archives all known genga (key animation drawings used for the production of an anime) from the JoJo's Bizarre Adventure series, including the anime and OVA.

Discover this brand new page full of artworks !

TO BE CONTINUED

Yoshikage Kira Original Infobox Manga.png
Yoshikage Kira (吉良 吉影 Kira Yoshikage) is the main antagonist of Diamond is Unbreakable.

Under his unassuming exterior, Kira is a serial-killer and a Stand User whose Killer Queen can create bombs. Although he's escaped notice for decades, he accidentally exposes himself to the heroes when he has to kill the little Shigekiyo Yangu.

TO BE CONTINUED

Cinderella Infobox Anime.png
Cinderella (シンデレラ Shinderera) is the Stand of Aya Tsuji, featured in Diamond is Unbreakable.

It resembles a robotic mannequin and can change body features, which Aya uses to work as a cosmetologist. When used correctly, it can improve someone's face and allow them to find love. However, such a blessing is not without costs.

TO BE CONTINUED

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Deoxyribonucleic Acid, or D.N.A (D.N.A Dī Enu Ē) is the third episode of the TV Drama series Thus Spoke Kishibe Rohan. It adapts the one-shot D.N.A..

In this episode, Rohan Kishibe meets Mai Katahira and her strange daughter Mao, who seem connected somehow to Kyoka's boyfriend Taro Hirai. Ultimately, Rohan witnesses what could be called a miracle.

TO BE CONTINUED


truyc

http://tkr2000.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-713a.html Araki Misery couverture

https://privatter.net/p/86425 tohoku speech 2013 from araki

https://www.zhihu.com/question/28288640 An idol jojo fan ?

http://kajipon.sakura.ne.jp/art/jojo-oni.html ONI PAGE

Araki x Masateru Kinoshita?

木下昌輝さんは『絵金、闇を塗る』を執筆しながら、主人公の絵金に、ある漫画家の姿を重ねていることに気がついた。その漫画家とは、荒木飛呂彦さん。 大人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』で革新的な世界観を展開し、アートやファッションの世界でも大きな存在となっている。今回、荒木さんに『絵金、闇を塗る』と絵金の画集をお渡しして、対談を申し込み、OKのお返事をいただいた。 荒木さんも惹かれた絵金の絵と、その人物像の魅力とは?

流血はリアルか構図か ──今回の対談は木下さんが、ぜひ荒木さんと絵金についてお話ししたいということで実現しました。 荒木 ありがとうございます。 木下 こちらこそありがとうございます。絵金について取材したところ、小さい頃に絵金の絵を見てトラウマになったという方が多かったんです。トラウマになりつつも、愛される。自分にとってそういう創作物は何かなと考えると、それが荒木先生の『ジョジョの奇妙な冒険』でした。僕が中一ぐらいのときに第1部(『ファントムブラッド』)が始まったんですけど、あまりに怖くてトラウマになりました。とくにディオに吸血鬼にされたお母さんが自分の赤ちゃんを殺す、という場面を読んだときには悪夢にうなされました。でも、同時にすごく面白くて夢中になって読んできました。絵金が描く人物たちのポージングに、荒木先生の絵と共通するものを感じたこともあって、ぜひ対談をお願いしたいと思ったんです。 荒木 僕の絵がトラウマになるっていうのは……光栄です(笑)。絵金の資料をいただいて、なんとなくそういうことをお話しになりたいのかなと思いました。 木下 絵金のことはご存じでしたか。

荒木 初めて知りました。幕末の頃、四国の土佐にこういう画家がおられて、いまだに人気を集めているというのがすごいなと思いますね。絵の内容はグロいというか、みんなが嫌がるような絵を描いている。でも、それをお祭りで使っている。その感覚が興味深い。

木下 言い伝えでは、絵金の絵で海から来る魔物を追い払うという意味があるそうです。

荒木 魔除けなんですね。

木下 そうです。だから魔物よりも怖いものを描こうとしていたみたいです。

荒木 日本の絵には昔から怖い絵がよくありますよね。

木下 ありますね。とくに、幕末は政情不安だったせいか、幽霊画や化け物の絵が流行ったらしいです。絵金もその一環で描いたんじゃないかとも言われていますね。

荒木 絵金はスプラッターな絵が印象的ですけど、実際に死体を見ているのかな。僕なんか、映画とか小説にヒントを得た想像でしかないし、グロく描こうとは思っていないんです。

木下 そうなんですか。

荒木 絵の構図を成り立たせるために血を噴き出させてるところがある。血の飛ぶ方向とかを絵の中に線として入れたいんですよ。

木下 なるほど。研究者によっては、絵金が描く血はリアルな流れ方をしていると言う人もいてるんですよ。絵金はもともと貧しい髪結いの家の子供だったんですけど、仁尾という大商人がパトロンになって江戸の狩野派に学びました。土佐に帰ってから、林という藩医の株を買っていて、もしかしたら解剖に立ち会ったり実際の血の流れ方を見ているんじゃないかという説もあります。

荒木 どちらか判断に迷いますね。血が垂直に落ちている絵がありますけど、重力に従っているからリアルだと捉えるのか、あくまで絵の構図のためだと捉えるのか。塗料にも特色がありますね。この赤なんかすごいですよ。

木下 水銀朱を使っているらしくて。四国は水銀がいっぱいとれたらしいんです。

荒木 技術的にもすごく進んだ時代なのかもしれませんね。

木下 そうですね。ちょうどこの頃、西洋顔料が入ってきたんです。絵金のライバルに河田小龍という画家がいるんですが、その人は西洋顔料のウルトラマリンブルーを使って描いていますね。 江戸時代の絵画ってあんまり写実的じゃないという先入観があったんですけど、当時の絵師の手記を読むと、自分の描いた絵馬が笑われたと。馬が草を食む様子を描いたらしいんですけど、その馬は目を開けたまま草を食んでいた。馬は目を怪我しないように、草を食むときは絶対に目を閉じるらしいんですよ。こいつ、そんなこともわからずに描いてるって大笑いされて恥をかいたそうです。

荒木 ちゃんと観察しろと。

木下 そうなんです。写実的に描けと。 ホラー映画と絵画 荒木 絵金はこういう怖い絵をなぜ描きたがったんでしょうね。

木下 なぜでしょうね。荒木先生もホラー映画をめっちゃよく観てはるじゃないですか。ご著書があるくらい。なぜでしょう。

荒木 癒やされるんですよね、簡単に言うと。最初はちょっと「うっ」となるけど、きれいなだけのものよりも安心できるというか。でも、本物の暗黒部分はちょっとダメかもしれないな。

木下 本物の暗黒部分っていうのは、どういうところですか。

荒木 本当に人が死んでいるところをリアルに描いているような部分ですね。ちょっとフィクションが欲しい。ファンタジーというか。 絵金が描いているのも一種のファンタジーかもしれない。歌舞伎の場面ですよね。お芝居だからこういう残酷な絵が描けたのかな。でも、江戸時代だからリアルな感じもしますよね。武士が刀を持って歩いていた時代だから。だから、パワーがすごいのかもしれないし。

木下 さらし首とか、普通にあったと思いますね。

荒木 絵金はよく生首を描いていますね。

木下 僕は人物のポージングが面白いなと思うんですけど。荒木先生の漫画でも「ジョジョ立ち」と言われるように、ポージングが特徴的ですよね。

荒木 絵金のはたぶん役者さんが演じているときのポーズなんでしょうね。「おおっ」て驚いたり、劇的なところを描くとこうなると思います。「何してる、おのれ」みたいな。

木下 それをさらにぎゅっと凝縮していますよね。

荒木 絵描きは構図にこだわるんですよ。たとえば画面のここに人を入れるか入れないかで絵がまったく違ってくるんです。あと、手の方向が対角線上に伸びていたりとか。画面のある部分に重量があったら、空いたところをどうするかと考える。

木下 単に余白が寂しいから入れてるだけじゃなくて。

荒木 色にも重さがあって、赤い色があると、もう一方にはもうちょっと抑えた色でバランスをとったり。それと絵金の場合は、土佐っていう土地柄もありますよね。坂本龍馬を輩出したような独特の熱気を感じます。

木下 そうですね。熱狂みたいなものがありますね。

荒木 黒船が来た時代。時代の変わり目が来ている感じがしますね。

木下 絵金は幕末の画家ですが、その後、注目を浴びた時期があって、それは学生運動の時代なんですよ。

荒木 六〇年代とか七〇年代ですか。

木下 その頃ですね。ちょっと人々がクレイジーになった時代というんですかね。僕自身は、絵金の絵はちょっとアクが強過ぎて家には飾りたくないんですけど。自分にパワーがないときに見たら、病気になりそうな気がして。

荒木 夢に見ちゃう。僕も家に置くなら血が出ていない絵のほうがいいですね(笑)。

木下 ですよね。だからお祭りでたまに見るくらいがいいのかなと。

ろうそくの灯りで見る絵金 荒木 絵金の絵はお祭りでどんなふうに使われているんですか。

木下 高知県香南市赤岡町の「絵金祭り」という祭りが有名ですが、他にも毎年七月十四、十五日には須留田八幡宮の神祭があります。不思議なお祭りなんですよ。その晩は赤岡の町の電気を全部消すんです。街灯とか自動販売機、家の電灯まで。ゴーストタウンみたいな感じになります。

荒木 写真で見ても面白そうですね。ちょっとわくわくする。

木下 家のガレージなんかを使って絵を展示するんですが、ろうそくの灯りだけで絵を見るんです。だから原画が煤でくすんでいる。

荒木 意外とカジュアルに扱っているんですね。

木下 そうなんですよね。雨が降っても、のんびり片づけていましたね。

荒木 展示する絵は誰の所有なんですか。

木下 飾っている家の人のものが多いと思います。「絵金蔵」という絵金の資料館が保管しているのもありますけど。朝倉神社という神社では絵金の絵を参道に掲げてその下を通れたりもします。美術品の扱いとしてはどうなのかなと思うんですけど、生活の中にある感じですね。夏のお祭りなのでビールを飲みながら見る感じです。

荒木 絵金はろうそくの灯りで見るという設定で描いていたんでしょうか。芝居の看板だったり、舞台の絵だったりしますから、提灯で見ることは想定していたような気がしますね。だとするとホラー的な内容とも相性がいい。その反対にマリア様がいるような聖なる絵もいいと思うんですよね。カラヴァッジョ的な絵もろうそくで見てみたい。

木下 イタリアの画家ですね。絵金に通じるものがありますか。

荒木 絵金を見てちょっとカラヴァッジョを思い出したんです。カラヴァッジョの絵にも生首や剣が出てきたりするんですよ。

木下 そうなんですか。

荒木 実際、カラヴァッジョはケンカで人を殺したこともあったみたいです。とにかく心がすごく激しい人だったらしい。絵も本当にすごいんですよ。 あと、タランティーノとか思い出しますよね。絵金を見たせいか、タランティーノの映画を見返しました。『キル・ビル』とか(笑)。やっぱり面白いなと思って。

木下 『キル・ビル』もビビッドな色彩だし。

荒木 タランティーノ、好きそうですよ。

木下 タランティーノにも対談をお願いしたいですね(笑)。 絵金を主人公にした理由 荒木 先生の小説(『絵金、闇を塗る』)では、絵金は関わった人たちに影響を与えていきますね。人斬り以蔵のような闇に落ちていく人もいれば、武市半平太のように自身を見つめるきっかけをつかむ人もいる。

木下 絵金には人を狂わせる力があったような気がするんです。調べてもどんな人間かよくわからない。だったらもう、わからないまま書くのがいいのかなと思って──ということは、荒木先生、読んでくれたんですか、僕の小説。

荒木 もちろん読みました。面白かったですよ。

木下 ありがとうございます。感激です。もう、今日、命が終わってもいい。

荒木 いや、そんな(笑)。

木下 本当に嬉しいです。僕、荒木先生のように各話ごとにスタンドっぽいムチャをしたいなと思ったくらいなんです。絵金の師匠の前村洞和が絵金祭りの世界に行ったりとか。ストーリーを創作する人間として。

荒木 今まで埋もれていたというんですか、僕はとにかく存じ上げなかったので、絵金という人物に興味を惹かれましたね。どこか横溝正史的な世界でもあるし。調べてもわからないということは、絵金には謎が多いんですか。

木下 そうなんですよ。記録が残っていないんです。噂では、お金が大好きだったとか、一日六十枚ぐらい描いていたとか。

荒木 描くのは速そうですね。

木下 あ、やっぱりわかるんですか。それは筆遣いで?

荒木 そうですね。ぐおーって描いてる感じがするんですよね。

木下 それって絵描きとして良いことなんですか、悪いことなんですか。

荒木 個性じゃないですか。良いとか悪いとかはないと思いますけど。(絵を見ながら)でも、この辺は丁寧に描いていますね。看板の絵はすごく速そう。一日六十枚って松本零士先生級です。永井豪先生とか。

木下 弟子がたくさんいたから、どこまで絵金が描いていたかは、実際わからないらしいですけどね。

荒木 でも、人物は描いてそうですね。

木下 統一性はありますもんね。

荒木 ええ。でも、筆遣いがわかる白描の絵とか、墨一色だけの線画もすごくいいですよね。ふぁっふぁっふぁっふぁって描いてますよ、一気に。 時代とオリジナリティ 木下 絵金は贋作騒動を起こして狩野派を破門されるんです。はっきりとした理由はわからないんですけど、贋作をつくったことで土佐藩家老のお抱え絵師の座を追われる。作風もその後、大きく変わっていくんですよね。

荒木 絵が変わったのは注文主が変わったからかなとも思いますけど、それとは別に、やはり新しい時代に新しい絵を描こうとしたような気がしますね。狩野派に収まる絵だけではいたくなかったんだと僕は思います。絵金が生きた十九世紀は、世界中がそういう時代だと思うんですよね。

木下 荒木先生もご自身の絵を変えようと思われたことはあるんですか。『ジョジョ』の一巻を読み返していたんですけど、今とは絵がだいぶ変わられていますね。

荒木 時代によって目指すものが違うとちょっと変わってくるということはあると思いますね。一巻あたりは筋肉にこだわっていました。シュワルツェネッガーのような肉体を目指していたんですよ。その後、女性が主人公になったり、少年のような身体つきのほうがリアリティーが出てきたりしました。それで、絵柄もちょっと変わっていきましたね。それに、僕の子供の頃は、主人公の眉は絶対太くなきゃいけないというイメージがあって。

木下 ああ、そうですよね。

荒木 男性の眉を細く描けるようになるまで時間がかかりましたね。感覚的に気持ち悪くてダメなんですよ。描いても悪役になってしまうんです。

木下 僕らの子供の頃の漫画は、細い眉は悪役というイメージでした、たしかに。

荒木 そうそう。それが、あるとき、細くてもいい感じになった。そういうことがあるんです。主人公の眉が細くなったのは第4部(『ダイヤモンドは砕けない』)の東方助からですね。第3部(『スターダストクルセイダース』)に出てくる花京院典明は眉が細いんですが、あの時代では脇役でしかない。細い眉を描いたら、こいつは主人公じゃないな、気持ち悪いなっていう感じなんですよ。

木下 花京院は女性っぽい容姿をしているのは覚えているんですけど、眉が細めだったんですね。

荒木 あれでも細めなんです。時代なんです。自分が求めていたのか、世の中が求めたのか。時代の要請で言えば、絵金の色のどぎつさもそうですね。特徴的な赤もそうだし、着物に使っている緑も普通はあまり使わない緑ですね。

木下 荒木先生も信じられないような色遣いをされますよね。空の色をピンクとか。もちろん調和はしているんですけど。何で空がこんな色をしているのかなって。

荒木 それは、また違う概念があるんです。

木下 どんな概念なんですか。

荒木 砂浜をピンクに塗ったりする西洋画家がいるんですよ。ゴーギャンとか。それを見て、ああ、砂浜がピンクでもいいんだって。でも、ゴーギャンの絵では、ピンクでもちゃんと海岸の砂浜に見えるんですよ。

木下 初期の頃はそういうことはされていなかったような気がするんですけど。

荒木 最初はやはりみんながやっているような感じでいくけれど、たぶん競争ですね。漫画家って、同じもの描いたらけなされる。誰々に似てるよねって言われるんですよ。だから、そうじゃないところをいくとこうなってくる。みんなそうです。漫画家もすごいキャラクターがそろっているというか。『キャプテン翼』もあれば、『ジョジョ』もあれば、『SLAM DUNK』もある。

木下 オリジナルじゃないとダメなんですね。この人の絵だってわからないといけない。

荒木 そうですね。昔、電車で漫画雑誌がよく読まれていましたが、オリジナリティのある絵柄の作品は遠くからでも何の漫画を読んでいるかがわかったんですよ。

木下 遠くからでもわかるんですか。オリジナリティはどうやって出そうとしはったんですか。

荒木 頑張っていればそのうち出てくるんですけど。でも、何か似せないように描こうと意識したり、新しいことを考えようとしたりはしますね。空をピンクに塗ってみようというのもその一つです。あとは、書店に本が平積みで並んだときに、隣に負けてる感じが嫌なんです。いろんな雑誌、文庫本とかも並んでいるじゃないですか。その中でぐわーんって来るにはどうするか。それが構図だったり、誰も使っていない色だったりするんですよ。 絵金の場合、残酷だったり、ドラマチックな絵っていうのは、最初、「うっ」となるけど、やっぱり引きつける何かがあるんでしょうね。色遣いを計算していることもわかります。適当だったら、目立つ赤をばんばん置くじゃないですか。あえて一カ所だけに止めているし、緑も置いている。あと、首が飛ぶときも、ぐあーっと前に、前に飛ばしている。あれは3Dですよ。

木下 3Dですか! たしかに飛び出してくる感じがしますね。絵金は白目のところにろうを塗っているそうです。目力を出そうとしたんですかね。

荒木 生き生きさせようとしたんでしょうね。面白いですね、そういう工夫が。

何が一番怖いか 木下 なぜ絵金を主人公にした小説を書こうと思ったかなんですけど、僕の母親が高知出身で、「絵金さんって知ってる?」って言われて、まずその名前にびっくりしたんですよ。そのどぎつさに。聞くと、幕末の天才絵師。けど贋作騒動を起こして、一説には罰として顔に入れ墨を入れられた。まず生き方が面白いなと思いました。しかも血みどろの絵を描いている。

荒木 ロマンがありますよね。いいキャラクターだと思いますよ。

木下 絵金は狩野派から離脱しましたが、荒木先生にとってチャレンジだったことはありますか。『ジョジョ』が第1部から第2部(『戦闘潮流』)に変わるときに、編集者から反対されたと聞いたことがあるんですが。人気があるんだから同じ主人公で続けろ、と。

荒木 チャレンジというほどではなかったですね。僕はもともと異端扱い。「少年ジャンプ」の中では変わってるって言われながらデビューしているので。むしろ編集者からは、「少年ジャンプ」はメジャー誌だから、逆にマイナーなことやったほうがいいんじゃない? って言われましたね。編集者が澁澤龍彥とか、怪奇幻想が大好きだったということもありましたし。

木下 そうだったんですか。荒木先生もホラー映画が好きだから、好みが合ったんでしょうか。

荒木 たぶん。だから、僕、その編集者に認められたんだと思うんですけど。それに、当時、一九七〇年代後半とかから急にホラー映画がブームになったんですよ。『ハロウィン』(一九七八)のあたりから。ちょうど良かったですよね、時代が。

木下 荒木先生が『ジョジョ』の第1部、第2部でやっていらっしゃる怖がらせ方は、ゾンビ映画の怖がらせ方に近いような気がします。でも、第3部でスタンドが出てきてから怖がらせ方が変わったような気がします。お化けの怖さではなく、スタンドの正体がわからないという怖さ。怖さの興味が変わったりとかはありますか。

荒木 ホラー映画はおそらくもともとはサスペンス映画からの影響でつくられていて、怖がらせ方も視覚的な効果や、音を使ったりするだけでなく、ストーリー構成で怖がらせたりもするんですよ。いろいろな方法がある。僕はその辺をすごく研究していたので、いろいろな手法を使ってみたくなる。怖がらせ方の大本をたどるとヒッチコック映画に行き着くんですけどね。

木下 そうなんですか。

荒木 ヒッチコックはいろいろな実験をしながらつくっているすごい映画作家なんです。その精神を受け継ごうとすると、人が描いたことのない構図とかが描きたくなってくる。真上から俯瞰して見ようとか。

木下 第7部(『スティール・ボール・ラン』)から平行世界に突入して、この世界がほんとにあるのか、みたいな怖さを僕は感じるんですけど、平行世界にされたのはどうしてですか。

荒木 どういうのが一番怖いのかってことを考えていった結果ですね。子供ってゴジラとキングコングが戦ったらどっちが強いかとか、スーパーマンとスパイダーマンはどっちが強いとか考えるじゃないですか。それと一緒で何が一番怖いのか。『ジョジョ』ってそういう打ち合わせをずっとしているんですよ。

木下 すごい打ち合わせですね(笑)。

荒木 ご飯を食べながらそういう話をしているんですよ。先祖からの因縁が怖いねとか、時間を止めるやつは強いよねとか。そういう話を子供の頃の延長線でやっているんです。

木下 それは編集の方と。

荒木 そうですね。何が怖いかって。そうすると、重力や時間とか、物理的法則を無視しているものは怖い。平行世界もその一つ。その上でどう描くかを考えて、ストーリー構成やキャラクターを決めていくわけです。

木下 怖いものがものすごく好きなんですね。

荒木 人間は恐怖が基本なんですよ。恐怖が幸せでもあるし。

木下 幸せは恐怖の裏返しにあるっていうことですか。

荒木 そうですね。絵金さんもたぶんそういう部分があるんじゃないですか。それを一枚の絵でやろうとしていますよね。

木下 そうですね。絵金の時代は明治維新によって今までの価値観が崩れてしまう時代なので、ある意味でそれって恐怖ですよね。

荒木 でも、それまでの価値観も捨ててはいないですよ。背景部分を見ると、狩野派の影響があるから。

木下 そうなんですよ。狩野派の技法も融合させながら描いているって研究者が言っていました。絵金は浮世絵プラス狩野派だって。

荒木 ファッションもいいですよね。江戸時代の。

木下 ほんまですか。ちょっと『ジョジョ』の登場人物に着せてみたいような着物がありますね。

荒木 そうですね。和服って描くのが難しいんですよ。骨格を消しているようで実は消していない。着物にも重力がかかってくるので、どういう肉体がどう着ているかがわかっていないと描けない。ぴったりした洋服なら、普通の肉体にただ着せていけばいいけれど、袴とか羽織とか、隙間がある服をちゃんと着ているように描くって難しいんです。絵金だけじゃないですけど、日本画を見るといつもそう思いますね。

荒木さんが原画展のために描き下ろした絵について、「絵の具が垂れないように筆を下から上に動かすこともある」と手振りを交えてお話しされ、興奮が隠せない木下さん。

"岸辺露伴"対"絵金"!? 木下 荒木先生にお会いしたら絶対聞きたかったことがあるんですけど。僕は岸辺露伴(第4部『ダイヤモンドは砕けない』に登場する人気漫画家)がめっちゃ好きなんです。もし岸辺露伴が絵金と対決するとしたらどうなると思いますか。

荒木 いいですね。僕、それちょっと考えたけど、これ、もらったらダメだろうなって(笑)。

木下 いや、ぜひ。絵金はどんなスタンドを使うんだろうとか、どうやって攻撃するのかなとか考えちゃいますね。

荒木 『絵金、闇を塗る』は絵金が周囲の人に影響して人生を狂わせる。その発想はいいですよね。僕が描くとしても、周りの人に影響していくとか。

木下 自分が攻撃するんじゃなくて周りに影響を与えていくスタンド。

荒木 肉体のほうがとっくに死んでいながらもね。露伴もそれでちょっとハマってしまって、いかんいかんみたいな(笑)。負けてしまいそうになる、みたいな。

木下 スタンドになって岸辺露伴と戦ってほしいですね。

荒木 時代はいつでもいいですか。

木下 いつでもどうぞ(笑)。

荒木 ぜひ岸辺露伴を送り込みたいですね。

木下 そんなことになったら、僕、小便ちびりますよ(笑)。ぜひ描いてください。

荒木 でも、その前に土佐に取材にも行きたいと思いました。絵金の生涯や考え方にも興味があるので。

木下 絵師の生き方は絵にあらわれますか。

荒木 あらわれるんじゃないですか。狩野派を逸脱しているということもあるし、時代の変化や、高知の地形も関係があると思います。

木下 たしかにそうですね、地形的に高知は半分が山でもう半分が海という特徴があるので。

荒木 あと、ろうそくや提灯で絵を照らすお祭りの様子にも想像力がかき立てられますね。

木下 荒木先生が絵金祭りで絵を飾るとしたらどんな絵をイメージされますか。『ジョジョ』の場面の一つでしょうか。

荒木 新しいのを描くかもしれないです。絵金風にするわけではないですが、お祭りの雰囲気に合わせて。『ジョジョ』の第2部に出てくるワムウとか、あの辺のキャラクターを持ってきたいですね。

木下 謎の生命体の「柱の男」ですね。ちょっとシャーマンチックというか、鬼とか悪魔とかと関わりがありそうな。

荒木 そうですね。あと、究極生物を送り込みます(笑)。でも、お祭りのムードに合うと思いますね。

木下 なるほど。たしかに、絵金祭りにはちょっとシャーマニズムな雰囲気もありますから、きっと合うと思いますね。

荒木 ぜひ行ってみて、この目で見たいですね。[1]


ONI bio

Born in Hokkaido. Read JoJo in high-school.

Co-founder and chief instructor of the JoJo's Posing School (ジョジョ立ち教室 Jojotachi kyōshitsu).

2012 Reconversion into a farmer in Vietnam, cultivating and harvesting fruits.

2014 Marriage.

KAJIPON bio

There are no borders when it comes to JoJo fans!!
—Kajipon, founder of the JoJo's Posing School, 2014


Kajipon (カジポン).

Born in Osaka in 1967. Graduated from Kinki University. Wrote "The Encyclopedia of Contemporary Words (現代用語の基礎知識)" published in 2010. カジポン・マルコ・残月.

Co-founder of the JoJo's Posing School (ジョジョ立ち教室 Jojotachi kyōshitsu).

Kajipon is a seasoned traveller. He has notably completed several trips mirroring the journeys of the protagonists of each part, from a trip to England to crossing the United States.

Kajipon's most notable activity is his habit of visiting the graves of past personalities. Self-described as a Tomb Miler (墓マイラー Haka mairā) as he's visited the tombs of over 2500 people across 33 countries.

In August 1987, Mr. Kajipon was in front of Dostoevsky's tomb in Leningrad (now St. Petersburg) in the former Soviet Union. "I was a 19-year-old student at the time. As the last ritual for my teens, I decided to thank my" parents "." When I put my hand on the grave and said "Spa Shiva (Thank you)", a thunder-struck shock ran all over my body.

From the second year of high school, he left his parents' house and lived alone. This is because "the father was in a fight all the time." As a sensitive and troubled teenager, I read Dostoevsky's works such as "Crime and Punishment" and saved my heart many times. From the time I was in my third year of high school, I became a "junkie" who was absorbed in literature, music, and painting. The opportunity is unrequited love. Every time I fell in love with a junior student who aspired to be an art school, a music college student, or a librarian at a library, I began to read literary books, listen to music, and thoroughly investigate the lives of artists.

I always ended up with a broken heart, but the world expanded. "Beethoven, who died at the age of 56, had a broken heart, but he produced a masterpiece in the midst of unrequited love. Van Gogh also had a broken heart, but he drew a masterpiece like" Himawari. " Touched is not the end of the world. Many artists have turned broken hearts into immortal masterpieces. "

In the same graveyard as Dostoevsky, there is also the grave of composers Tchaikovsky and Mussorgsky, and when leaving the graveyard, he said, "I have to thank other artists! Bach! Shakespeare! Goethe! I have to hurry!" It is said that he was driven by a feeling.

I would like to trace the lives of the "beneficiaries" who supported me when I was mentally distressed and express my gratitude. Driven by that thought, while working as a truck driver, when he saves money, he goes on a "pilgrimage trip" at home and abroad. The target has spread to all kinds of great people who have contributed to the history and culture of humankind. "Thanks to the widespread use of the Internet and the creation of a homepage, it has become possible to eat at lecture requests and writing requests. But if you get stuck, even a truck driver will do anything."

The first European pilgrimage at the age of 21 in 1989.

"Even if you say visiting a grave, you can't just come to see the gravestone," he says. "The important thing is to express gratitude. If there is a birthplace nearby, I will stop by. I want to follow in the footsteps of that person. The final point is the grave. However, I have to choose because the funds are not abundant. And I aim to visit the grave more than once as much as possible. I think that it is only when I visit the grave multiple times. "

The destination is not always a graveyard. From the ship in the Antarctic, he made an idea of ​​the direction of Robert Scott's distress and put his hands together, and in the Arctic, Roald Amundsen prayed in the direction of his disappearance.

In 2019, I traveled to South Korea and Taiwan. In Seoul, I visited the grave of Takumi Asakawa, a Japanese who loved Korean ceramics and studied locally, and in the south, I also visited the graves of students scattered in the Gwangju Uprising. In Taiwan, we visited the tombs of Teresa Teng , the hero of the independence movement Mona Rudao, and Yoichi Hatta, who built the Wushantou Dam .

"Around 101 countries, we were able to confirm that humans have much more in common than differences, even if they have different nationalities and cultures. Smiles return with a smile and help troubled travelers." .. No matter where you go, the facial expressions of the people who come to visit the grave give you a feeling of longing and prayer for the deceased. "That's why, even when there are conflicts between countries, we want to look at what they have in common and respect each other."

Sources

http://blog.livedoor.jp/jojolab/archives/45899256.html http://blog.livedoor.jp/jojolab/archives/31912422.html http://blog.livedoor.jp/jojolab/archives/45568197.html http://blog.livedoor.jp/jojolab/archives/44970302.html http://blog.livedoor.jp/jojolab/archives/35539747.html http://blog.livedoor.jp/jojolab/archives/35490123.html


http://blog.livedoor.jp/jojolab/tag/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%B8%E3%83%A7

References